会場に行ってみると暗くてガラーンとしている。
着物を来た女性が受付をしてくれていたが、作家がいない個展会場では、どうにもしょうがないと腕組み王女を非難している。
誰もこの展覧会が開かれているのを知らないのだ。
客も来ない、絵も売れない、主催者も留守ではどうにもならない。
恐ろしい個展風景に、ガバッと目が覚めた。未だ朝の5時過ぎだ。
すぐ起きて、20日から始まる<視点ー12の個>展の案内ハガキをアトリエで書きだした。
30枚ぐらい書いて、切手を貼って、取りあえず Walking の時にポストに投函する。
グループ展でも100枚は出さなきゃ行けない(自分の個展のときは800枚は出すのに)、展覧会の案内状が来なければ、誰も王女の近作を見るチャンスも無いのだ。
怖い夢だった。今日中に残りのハガキも出そう。
お近くにお出での際は、ご高覧賜りますようにご案内申し上げます。
腕組み王女こと千葉京子
ラベル:展覧会