町内会の班長になって、月初めと15日は公報を班内16軒に配る仕事をすることになった。
今朝は配るべき紙が3種類、洪水の新しいハザードマップと市議会報告と公報誌があった。
ウォーキングの20分前に各家庭のポストに入れたが、最後の方で市議会報告の紙が3枚足りなくなった。
どうもどこかの3軒には2枚づつ入れてしまったらしい。
やっぱり事前に3種類を一組づつセットに作っておいて14組(ヘベレケ城と腕組城を除く)を配らないと、入れ間違え易いと分った。
新しい洪水のハザードマップは読んでみれば恐ろしい。
以前のマップはだいたい我がお城の当たりは昔の武家屋敷だったので大丈夫となっていたし、近所で聞いても「昔から水が出たことは聞いたことがないから大丈夫だ。」ってことだった。
でも今回は少し離れた利根川が氾濫したら、0.5mぐらいの水に浸かるし、近くの渡良瀬川が氾濫したら5m浸かると書いてある。
そしてご丁寧にも絵で、5mとは2階家の2階の軒先までが青色になっている。
その上避難場所は第五小学校だったが、そこは「水没」となっていた。
それで地図を見たところ旧古河市の半分ぐらいが水没する。
うちの町内はどこに逃げるかと言うと1キロぐらい先の駅の方角に行けば大丈夫と赤い矢印があった。
近所の老人所帯や一人暮らしで動けない人はどうやって助けるのだろうか?
王女は今年の町内会の班長だけど、全員の詳しい様子などがよく分かっていないから、今後の災害の時に何をすればいいのか、もっと検討の余地がある。
かく家の家族の状況などプライベートなことは人には言いたがらないから、イザの時は本当に隣近所の2,3軒のこときり分らない。
夕方の時間帯にはどうしているか、昼間は家に何人いるのか知っている家は数軒のみだ。
第一川が氾濫しそうだからと避難指示の広報車が回って来ても、雨の中1キロも歩いて逃げられる老人は殆ど居ない。
以前は避難訓練でもなんでもいい加減に形だけ体裁を作っていた。
でも本当の危機は来ないだろうからとのんきにしていて、いい時代だった。
今や本気で具体的に危機脱出の方法を考えねばならない時が来た。