先日はもの凄く洗練されたマーマレードをSさんから頂いたので、気が引けたけど王女のマーマレードジャムを差し上げようとしたら、たくさんあるのでとやんわり断られた。
その一瓶を持って 89歳の絵友だちのSさんの所に伺った。
昨日は王女も以前は所属していた美術協会の会長のTさんが亡くなった知らせがあった。
SさんはTさんとは古い友だちなので、お葬式に行かれるそうだ。
人間的にはいい人なのかもしれないが、絵に対する姿勢にどうにも我慢がならずに王女は会を辞めたのだった。
どんなに立派なやさしい人でも芸術を理解しない絵描きで、生活の糧にいい加減な絵を教えていることは許せない。
そういうのは優しいかもしれないが立派な人とはいえない。
だから長く患いながら多くの弟子を持って会を引っ張ってきたのは大変だっただろうが、ただ「ご苦労様でした」という気持ちきり持てない。
お疲れさまでした、合掌。
ラベル:生活