2015年05月05日

"ぎご"な人間

茨城弁なのか、古河のあたりの言葉なのか、頑固を張ることを「ぎごだ。」と言う。

お向かいのサダオさんが頸椎の軟骨がすり減って、首が痛いそうだ。

それが原因で腕まで腫れて、両腕に広がって力が入らなくなった。

洋服の脱ぎ着まで不自由になって、おキクさんの手を借りている。

日赤病院に行ってもすり減りだけはわかったが、結局加齢だから塗り薬と飲み薬2種類であとは体を動かすようにと言われただけだ。

87歳で、冬の間散歩もしなかったから筋肉が衰えてしまったようだ。

それでますます歩くのもおっくうになって悪循環だ。

おキクさんが散歩に行ったら?といくら言っても"ぎご"だから、言うことを聞かないんだって。

地元の人はときどき頑固で自分の考えを変えない人を罵倒する時に"ぎご"だという。

そのぎごのサダオさんが今日は珍しく何ヶ月ぶりかで外に歩きに行った。

どうしてかと言うと、K子が自分で捜した良さそうな接骨院を紹介してくれ、腕組み王女がクルマで連れて行くからと誘ったからだ。

そろそろ学校が忙しくなる時期で、うまくサダオさんの予約の時に王女の体が空いているといいのだけど。

ちょうど殿下もコンサート本番が重なっているのだ。

しかしせっかくサダオさんがやる気になったから協力したい。
ラベル:友だち
posted by アメリカハナミズキ at 21:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする