吉祥寺の専門学校と大学のスクーリングにすでに今月だけで9日も通ったよ。
出かけない日はグループ展の絵の準備がある。
大学のスクーリングは今週末の3日間で今年度は終わりだと思っていたら、今年度卒業出来ない学生も最後の「卒業制作スクーリング」(卒業出来ると思って、夏までに「卒制スクーリング」の申込をしてしまったのだ)は、申込をした人は受けられるだそうだ。
そこで卒業制作をどんな作品で作っていくか先生方の指導を仰ぐのだそうだ。
卒業制作の作品の方向性など決めてから、作品を制作して行く。
卒業出来ないのだから、もう1年かけるなら気を抜いてゆっくりやろうとホッとしていたのだけど、11月に方向を決定してから5点の作品は3月までに作れない。
今やっているリトグラフも1点制作するのに工房に通っても、1ヶ月から2ヶ月ぐらいかかる。
卒業制作の作品は大きくて5点なので、それだけのために最低1年以上かかるらしい。
それが分かったのも今年の6月頃なんだけど。
それでその「卒制スクーリング」のための作品も準備しないといけない。
それもこれも通信教育はほとんど自宅学習が主で、しかし美術系はスクーリングで作品制作をしていかねばならない。
例えば彫刻、工芸、版画、油絵、日本画、どれをとっても、1回1週間のスクーリングでマスター出来るようなものは無い。
卒業までに版画も日本画も油絵も「Ⅰ~Ⅶ」までのスクーリングがあるが、合計7週間のスクーリングでもなかなかねー。
ムサビの版画の4年生は70名ぐらい残っているらしい。それで毎年卒業する人は10名弱。
みんな卒業出来ないんだ。それでメゲて休学している人も多い。
まだ会ったことも無い全国各地に版画の4年生が大勢いるのだ。
王女のようにそれでも毎週学校に行っていろいろなウワサなど聞いて、ビジュツ大学の通信教育に関する諸事情を知る人はラッキーなのかも。
少なくとも、頭の方だけはボケが治ったね。ボケちゃあいられないよ。
さ、とりあえず今夜も風呂、そして寝る。
ラベル:大学