<視点-12の個>展の大きな作品2点を梱包した。
ブルーシートでカバーして、ギャラリーに宅配便で送る。
昔は美術運送専門のトラックを頼んでいたので、お値段が高かった。
作品に事故の際の保険も付けたりしたからよけい高額だった。
それから徐々に専門業者が商売替えしたり、廃業して減っていって、赤帽のトラックに頼んだりした。
それでも軽トラックを貸し切りのように頼むので安くなったとは言え片道3万円ぐらいはした。
それがここ数年は普通に宅配便に運んでもらうから数千円という安さだ。
時代かね。
デッサン会の展覧会の準備も始めた。副会長のTさんに案内ハガキ作成と印刷屋への注文を頼んだ。
「展覧会出品規定や出品票」を作って、先週土曜日のデッサン会で配布した。
会場設定のためのダンボール壁を作るのでダンボール会社に今年も協力をお願いする役は腕組み王女の仕事だ。
ショックなこともあった。
先週25日の金曜日は一つ隣りのOさんのご主人が急死されたと知らせがあった。
王女は相変わらずバタバタで、今日になって今晩出棺なのでその前にお線香をあげに行った。
奥さんの顔を見たとたんに抱きしめてしまったよ。
4人のお子さんがいてそのご長男を去年の春に病気でなくされたばかりだった。
去年は辛すぎて、近所でもお葬式にも参列しなかったし、1年ぐらいは言葉もかけないようにしていた。
今年の夏祭りはOさんご夫婦も出ていらして笑顔だったので、少し気持ちが癒えたのだと思ったばかりだったのに。
心筋梗塞で62歳だった。
辛いことだ。