2015年10月18日

貴重な休日

本日一日は全く予定のない休日だ。

それでも5時に起きてしまった腕組み王女は昨夜水張りしたハーネミューレという銅版画用の紙(を画用紙代わりに贅沢に使っている)が、(水が)乾いたのを確認した。

そしてその紙にドローイングするサイズを鉛筆であたりをつけて、ガッシュという下塗り剤をぬってまた乾かす。

それからその上にドローイングするのだが、絵を描き始める段取りだけでも時間がかる。

厚手の紙にガッシュを塗ってそれから水彩絵の具やアクリル絵の具やクレヨンで絵を描いても、下地がしっかりしているのでたわしで水で洗い流したり出来る。

だから紙の下地に味が出てその上に重ねて絵を描くとちょっと面白くなる。

「版画Ⅵ」まで終わったのだから、いろいろ失敗したり描き直したり、提出したドローイングやたくさん作ったリトグラフ版画紙がアトリエの床に山積みされていたのを1枚ずつチェックして、版画作品の紙以外は全部捨てることにした。

1枚が80cmx65cmぐらいの厚手の画用紙(版画用ハーネミューレ)で、そのまま捨てるとごみ袋がやぶけるほど重たい。

1枚ずつ小さく破いて捨てた。 大きなゴミ袋2つ、2時間以上かかった。

それから庭に出て山になっている落ち葉を掃いた。今年初の庭仕事。

大王様の柿がたくさんなっていた。

一つとって食べたらとても甘い。肥料も世話もなにもしないのに、今年はたくさんの実がついた、ありがとう。

脚立で上の方の柿の実をもいで仏壇にそなえた。

1時になったので、神楽坂殿下の宅建の試験時間なので念力を20分送った。

腕組み殿下もどこかのなにか(パレードだかお祭りだか演奏会だか?)があって、早々とトロンボーンを持って出かけて行った。

王女は自分のことに必死で殿下の日頃にはトンと注意を払っていないから、何回聞いても、彼の行動を把握していない。

なんてノンビリした心楽しい日曜日なのでしょう、と思ったとたんに、いえいえそれどころでない人もいる。

昨夜知り合いのY先生からしばらくぶりの電話があって肺がんで手術受けて、帰宅したと言う話しを聞いた。

<視点12の個>展の案内状をお出ししたので、「それには行かれないわ」という電話だった。

えー、引っ越しされたから会いに行かなければと思っていたが何しろほとんど時間がない。

一人暮らしで、何かと大変だろうなとお手伝いしたいが、この状態では周りの人たちに手伝ってもらっているのは王女の方だから出来ない。

めまぐるしくいろいろなことが起こってじっくり味わっている暇がない。

何しろ今日はお休みだ。

明日から1週間は銀座の展覧会で王女は銀座にいる。
posted by アメリカハナミズキ at 14:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする