2016年03月08日

大腿骨骨折

サダオさんの入院の病院にお見舞いにいった。

ベッドはカラで「大腿骨骨折」の札がかかっていた。

サダオさんはシャワータイムだった。

こざっぱりした顔で病室に戻って来た。

手術してから4日過ぎた。

しきりに今日が何月何日の何曜日か気にしている。入院して何日目かがはっきりしないらしい。

医者から術後2週間ぐらいで退院出来ると言われたのでその日を待っている。

本人は年は87歳か88歳だと言うが、確か満88歳だ。

早く帰りたい、どんなボロ屋でも自分の家が一番、と言う。

こうなったら入院生活を楽しんだら?と言っても聞く耳はない。

はじめての入院生活で一日の長さに閉口している。

お昼ご飯が来た。サバの味噌煮、蕪と人参の煮物、キュウリの酢の物とご飯。

サダオさんは魚が食べられない。腕組み王女が海苔の佃煮の瓶詰めを持っていったので、それだけでご飯を3口ぐらい食べた。

自分は我がままに生きて来たから、食べ物の好き嫌いも多く、家に帰れば妻のおキクさんに我がままを通させてもらうので、病院生活は辛いのだそうだ。

腕組み王女は何度か入院生活を送ったことがあるけど、それなりに楽しんだけど。

第一食事が出るし、時間がたっぷり有るから本が読めるし、絵も描ける。

でもサダオさんは病院生活は堪え難いようだ。

「置かれた場所で咲きなさい」って言葉も有るでしょう?

歩けるようにリハビリ頑張って、帰って来てもおキクさんを困らせちゃあダメよ。
ラベル:ご近所
posted by アメリカハナミズキ at 20:39| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする