それが一点劇団に入り、入団3年目で今夜の芝居では主役だよ。
真面目で堅物で大男のK君が女好きの愛人をもつ好色な役柄だったからどう見ても無理がある。
でも喜劇なので、たくさんの笑いを取って熱演で、彼としてはそうとうの努力をして、いやったらしい感じを出そうとしていた。
我ら同級生は6人までは確認出来たが、もっと会場に来ていたのかもしれないが、他は見つけられなかった。
会場は満員だった。
ほとんどがK君の顔の広さでK君の客みたいな感じだ。
帰りに水道橋で女4人で焼き肉とワインで、2年前よりはだいぶ演技が進歩したという話しになった。
フー、K君そうとう楽しい人生をやっているんだな。
でも泣いているより、ズーッとステキだよ。
以前は奥さんを亡くして、一人で洗濯物をたたみながら泣いちゃったよ、と言っていたから。
いいね、ギンギンの人生!
ラベル:ともだち