帰ってから、昨日おキクさんにもらった畑から取ったばかりの大根の立派な葉っぱをかなり柔らかく茹でて、人参とじゃこと厚揚げで薄味に煮込んで卵とじにした。
おキクさんに届けた。
そのあとは、熊本の地震をテレビで見ていて考えた。
今日のようにお出かけの用事もない時は「断・捨・離」(ダン・シャ・リ)を真面目に考えよう。
今起こっている九州の大震災を思えば、普段の生活は贅沢すぎる。
ダイヤモンドも高級な服も靴もハンドバッグも要らないね。(って、そんなものに囲まれているわけじゃあないけどサ)
お城の中は少し整理した方が良さそう。地震が来たら何でもグチャグチャに壊れるのだから。
で、まず部屋の飾り物、置物は片付けた。
捨てないで、箱に入れてしまっただけだからダン・シャ・リではないかも。
昨日の展覧会のオープニングパーティでたくさんいただいた名刺と展覧会ハガキ類捨てる。
駄作のダンボール作品、油絵作品、版画作品要らないな(ウーン、難しい)。
アトリエの古い作品、額縁類、買った絵は見ることもないのだからいらない(けど、お金使っているから捨てずらい)。
イエイエ、アトリエばかりじゃあない、2階の客室の廊下にも、屋根裏いっぱいにもある。
絵仲間は何軒か家を持って作品を保管している人も多いのだけど、我が家はない。
3月まで通っていた美大の教科書、もろもろの書類、課題作品など捨てる(決定!)。
記録魔の腕組み王女は50年近くつけている日記、体重計の記録、覚えた歌の歌詞ノート(学生時代から英語の歌で英語を勉強していた)、2度家を建てた建築記録ノート、大量の年度ごとの年賀状と手紙の束、美術新聞雑誌類、アート関係の収支帳、美術画集 etc (ものによって捨てよう)。
捨てるものはいくらでもある、というか何でも取って置くタチなのだ。
でも突然の地震で家がつぶれたり、死んだりしたらそんなものクソの役にも立たない。
というかそれよりスッキリ毎日暮らしている方が良さそうなもんだが。
でもその思い出の品々が自分を形作っているのだろうな。
そういうどうでもいいものが、腕組み王女そのものなんだ。
pc の中にはあらゆるデータが詰まっている。
しかし現実は思い出よりお金でしょう。
それらが現金なら、腕組み王女は大金持ちだよ。
難しいことだ、ダン・シャ・リ
ラベル:生活