2016年05月29日

神田のバザール

岩本町・東神田ファミリーバザールに行ってみた。

友だちがそこで店を開いているから。

170軒ぐらいの店が並ぶと言う。

例えば500円のTシャツとか1000円の雨傘など買った。

貝印の洋食器とか。

本当はリュックが欲しかったが、27日の初日に出かけたので、雨がパラパラしていて、道路にテントや車で販売しているところは、良い商品は持って来ていないようで、リュックはなかった。

でも3時間ぐらい丹念に見て回って楽しかった。

友だちは老舗の紳士服の店で、普段は古河に住んでいるが、神田では生き生きして、やっぱり東京の人って感じだった。

でも買い物って楽しいのに終わると空しいね。

一番満たされるのはやっぱり勉強かね。知らないことを知っていく楽しさに勝るもの無し。
ラベル:買い物
posted by アメリカハナミズキ at 19:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月26日

S先生闘病

来月の版画の展覧会の案内状を出した。

見に来られない人たちからハガキやお手紙で近況が届く。

いただいたご返事から普段連絡を取り合っているわけでもないので、久しぶりに「お元気なのだな」とかわかる。

高校時代の担任の先生は腕組み王女の展覧会においでになったことはないが、毎回ご丁寧なお返事をいただく。

今回はお病気とのこと。

そうだ、あの夢のように美味しい去年の秋のリンゴで作られた、山形県の川嶋農園のリンゴジュースを送ろう。

そのリンゴジュースで、お元気になってもらおうと長い間注文もしていなかった川嶋農園をネットで調べた。

リンゴジュースの空き瓶をとってあったから、そのラベルの住所と電話番号で連絡を取った。

グーグルマップで調べても普通の民家が出てしまう。

ホームページもない。

その川嶋農園を昔紹介してくれた友だちと久しぶりに電話で話して、今でも農園はやっていると情報を得た。

電話をかけると留守電になっているが、あとで連絡はつくと思う。

高校時代は担任のS先生とは素っ気ない教え子であったが、さすがにこの年齢になると先生にもお元気でいて欲しいと思わずにはいられない。

山形からリンゴジュースをお届けしたい。
ラベル:恩師
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2016年05月24日

断・捨・離というけれど

熊本地震によって、何度もテレビに崩壊寸前の熊本城が映し出される。

石垣一列だけで崩れ落ちるのをなんとかふんばっている。

その修復は今後どれほどの作業、時間、お金がかかることだろう。

歩きながら今朝はその話しになった。

友だち二人は全部壊して、更地にして公園にするか、住宅を建てれば良いと言い放った。

その言葉にびっくり仰天したよ。

文化遺産とか歴史とか熊本城から有形無形の文化の空気のようなものを受け取っている、目に見えない豊穣さをどう考えているのだろうか?

私たちは飯を食って子供を産んで、自分だけが明日を迎えられれば良いってもんじゃあないでしょう。

目の前のことや、持っている金だけ、自分の身の回りのことだけなら、人間やってなくても良いぐらいだ。

友だちだから王女は反論しなかったが、本当にガッカリしたよ。

学校教育でも、音楽や美術の時間を減らして、受験に特化した科目だけに力を入れる。

目の前に必要なことだけの勉強では豊かでゆとりがあって柔らかい心を持つ人間が育たないと思う。

毎日のニュースを見るにつけ知るにつけ、以前では想像もしなかったような、凶悪な事件や親殺し、子殺し、まるで人間ではない悪魔の化身が起こしているような事件の続発。

自分だけが快楽なら良いという自分勝手な欲求。

自分以外のことに目を向けてみませんか? と提案したい。

合理的な断・捨・離 はいつ来るかもしれないとう(今朝の新聞記事にもあった)東南海大地震におびえて、なるべく生活を単純化して無駄をなくす生活を提案しているが、どうなんだろう?

極論すると合理的で無駄のない生活は、"文化" をないがしろにするところにも繋がっているような気がする。

私たちが生きて来られたのは、飯(めし)だけでなく見えない過去、先人の歴史の恩恵に浴しながら心の中の豊かさを育てて来たのだ。

すべてお陰さまなんだよ。
ラベル:いらいら
posted by アメリカハナミズキ at 15:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする