2016年05月24日

いなり寿司

サダオさんがおいなりさんを食べたがっているというので、病院まで車で15分ぐらいなので近所のだんご屋で買って持っていった。

午前中のリハビリ訓練は終わっていた。

ちょうどいいから廊下を歩行器を使って一緒に歩く。

廊下を1周したら、談話室の片隅で移動床屋が来ていた。

おしゃれなサダオさんは床屋にかかりたそうだったが、お金を持っていないという。

王女が立て替えて帰ったらサダオさんの奥さんのおキクさんにもらうからと、カットしてもらうことになった。

首から広げたワッパの中に切った髪の毛が落ちるようになっている。

ものの15分ぐらいで直にこざっぱりとした。

さて、もう1週歩いてから病室に戻った。

そろそろ病院も昼ご飯の時間で、いなり寿司2個、干瓢ののり巻き2本とあんこのくし団子1本は、昼食後の3時頃に食べた方がいいネと言って、帰って来た。

たまに濃い味のおいなりさんを食べたくなるよね。
ラベル:ご近所
posted by アメリカハナミズキ at 15:04| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月22日

中学校同窓会

3年ぶりの中学時代の同期会が川崎であった。

川崎駅はすっかり変わってしまって、集合場所にまごついてしまった。

古希を記念してと幹事がいうが、ピンとこない。

それに自分のクラス以外はほとんどわからない。

中華料理もイマイチ美味しくなかった。

午後1時から3時過ぎで終わって、我がD組は2次会は8名でお決まりのカラオケに流れた。

3時間ぐらい大した食べ物飲み物もなく、2,3人(腕組み王女を含む)を除く他の人はものすごく歌が上手で歌いまくった。

だからたくさんリクエストを出して歌ってもらった。

知らない歌もいっぱいあった。

どうしてあー次から次と上手に歌えるのだろう。

みな歌手になれるほどうまい!

何度もカラオケに通っているらしい。

ウチの方にはカラオケ屋もないから、王女は知っている歌でも音楽や伴奏に合わせられない。

腕組み王女は、ものすごく皆んなとかけ離れてしまった。

普通の話のテンポも合ってない。

でも、またクラス会があったら行く。

今日も来月の「ムサビ八景」展のハガキをクラスの皆んなに配った。

ちゃんと絵を描かなきゃいけないな。

話もトンチンカンな上に絵も描いていないとなったら、何の取り柄もない。

取り柄なんか必要ないか。

ただ優しい気持ちで友達と会って、何度もハグしてまた次も会おうねと別れた。
ラベル:同期会
posted by アメリカハナミズキ at 20:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月21日

年を取るということ

サダオさんの病院からの帰りに、おキクさんのところにその報告もかねておしゃべり(特におキクさんの話しを聞くのを旨としている)にいった。

そして話しのついでに今晩の夕食はなに?と聞いてしまったら、買ったものばかりのメニューだ。

1品でも作ったものを食べさせたくて、ポテトサラダを作ってあげようとお城に駆け戻った。

おキクさん用のサラダ名付けて「オキクサラダ」を30分ぐらいでチャチャっと作った。

美味しそうな新ジャガイモで、ポテトサラダを作る。

おキクさんはキュウリが固くて皮を剥かないと食べられない。

それで、キュウリは皮を剥いて千切りからさらに粗みじん切りにして、塩をした。

ジャガイモはもちろん柔らかく茹でて、マッシャーで丹念につぶすして酢をふりかける。

人参も柔らかく茹でる。

ハムも細か目に切ってマヨネーズして、全体的にとろとろのサラダ。

トマトは湯ムキして添える。

おキクさんの旦那さんのサダオさんにも食べさせたいが、彼は病院だ。

昨日は夕方サラダを作る前に、そのサダオさんの病院に行って、リハビリ時間だったので、初めてリハビリ科の部屋に行って見学したのだった。

大腿骨骨折が2月下旬で、もう3ヶ月近く経ち今はだいぶ歩けるようになって来た。

40分ぐらいのリハビリから病室に戻ったので、病院の廊下を歩行器を使って一緒に歩いた。

先週は1周するのにトロトロ歩いて20分ぐらいかかっただろうか?

今回は3分で回った。

「サダオさんすごいね、次は歩行器を使わないで手をつないで、一回りしよう。」

と次は手をつないで10分ぐらいでグルリと回って病室まで戻って来た。

ぜんぜん嫌がらない。

「サダオさん、もう少しで退院出来るね。私が来なくても自分から少しは廊下を歩いた方が良いよ。」

腕組み王女は 『サダオさんは自主的に歩こうとしないのはやる気がないからだ。 やっぱり88歳にもなるとやる気が無くなるのかな?』 と思っていた。

でも違うのだ。病室の外に出ると、自分の部屋に戻れなくなるので不安なのだそうだ。

「看護師さんたちに、私の部屋はどこですか?と聞けばいいじゃない?」というと、それはみっともないから聞けないのだそうだ。

看護師さんの話しでは廊下のトイレに行っても部屋に戻れなくなるらしい。それも出てすぐ右隣がトイレなのだ。

話しは出来るのだが、方向認知と日付時間認知に少し問題が有る。

彼は自主的にどんどん廊下を歩きたいと思っている。でも帰り道が迷ってしまう。

腕組み王女が毎日病院に行って一緒に歩いてあげるのが良いのだけど。

ほかにやる人がいないんだから。

オキクサラダも食べさせたかった。彼は好き嫌いが激しくて病院食はイマイチ楽しくないらしい。昨日はゆで卵だけ持って行ったけど。
ラベル:ご近所
posted by アメリカハナミズキ at 10:49| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする