展覧会に必ず集まる女子4人組のうち3人が来た。
昨日の芳名帳を覗いたら、「エー、Y先生が!」おいでになっていた。
そこに古河のデッサン会のメンバーが入れ違いに2人。
だから毎日会場にいないといけないね。
「12の個」のメンバーのCさんも。
だんだん展覧会の雰囲気を思い出して来たぞ。
お昼は近くの天ぷらの「はちまき」に行って、穴子とエビ天丼を食べた。
それから女4人で喫茶店で2時間ぐらいお喋りした。
解散してから、腕組み王女はギャラリーに戻った。
Eちゃん一人で当番やっているから最後の6時半まで付き合った。
神保町→三越前→上野→古河に帰着が8時半頃。
心にポッと火がともったのがわかる。
え? 何の火かって? もちろん創作意欲の火だ。
お病気だった評論家のY先生がお見えになったことで、今の怠惰な生活を再活性化しようと思った。
絵を描いていない王女は何の価値もない人間だ。Y先生はもう90歳に近いでしょう。
先生はお病気のことは一切おっしゃらないから、王女も知らない振りをしていつもどおりにしている。
そして先生はいつでも「 絵を描いて下さい。」と言われる。亡くなったR先生にもあの世からそう言われている。
1日だって描かない日があったらダメだよと。