ヘベレケ王女もお仕事にお出かけになり、腕組み殿下と王女は5歳の男の子のお預かりをすることになった。
一番王子は初めてのお一人でのお泊まりだろうか?
こちらも40年ぶりの子育てで、おっかなびっくり。
王子とオリンピックをテレビで見ながら、ブラジルという国と日本の時差の関係について、興味があるらしいので、ヨガボールの大と小を使って、太陽と地球の関係と、地球上のブラジルの位置と日本の場所を説明した。
彼に取って今テレビでやっているブラジルのオリンピックが夜で、今現在の日本がどうして朝なのかが不思議なのだ。
「太陽の方を向いている地球の日本の位置は太陽が見えるから朝、そうすると裏側にあるブラジルは太陽が見えないから夜だよ。」
何となく薄々わかったようだ。
王子は初めて見る卓球の試合のルールも1回説明すると理解する。
そして、日本の選手が戦っている相手が「ドイツ」という、アメリカとも違う「国」があることも理解している。
昨日までは日本以外には「アメリカ」という遠い「国」があるということだけはわかっていた。
そこには「ももちゃん」というお姫様がいらっしゃるというのを聞いているから。
お城にある「ドルやセント」の小銭にもとても興味があって、国によってお金の種類がちがうといことが1回の説明でわかるようだ。
夜は腕組み殿下が本当に久しぶりに5歳の子供をお風呂に入れて下さった。
楽しい体験だった。
一番王子は我慢強く、寂しいとも口にせず、4泊の古河でのお泊りの冒険を体験している。
ちょっと繊細だけど、たくさん食べて、物事の理解力がすばらしい。
父君の笠間殿下が小さい頃の理解力と同じくらいいろいろなところに興味が湧く利発な王子だ。
気になるのは自分のことを「おいら」と呼ぶこと。今どきこういう子、いるの?
ラベル:一族