2016年09月19日

展覧会二つ

大学の先輩のリトグラフ版画の個展に、同期のHさんと待ち合わせて行った。

「花と水」がモチーフのNさんは、精力的に新作を並べて、美しくも静謐な会場を出現させていた。

同じビル内での他の個展会場も回った。

台風の影響で外はズーッと雨。

銀座から上野に出て、都美術館でポンピドー・センター傑作展を見た。

1906年から1977年までのフランス20世紀美術を1年に1人の作家1作品をタイムラインで並べてある。

シャガール、ピカソ、マティス、ドローネー、ジャコメッティ、クリスト、デュビュッフェ、カンディンスキー、マリー・ローランサン、ビュフェ、他知らない作家も多数あり。

やっぱりピカソが一番好きかな。
ラベル:展覧会
posted by アメリカハナミズキ at 18:42| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月18日

ナメクジ王女

今日は3連休の中日だが雨だ。

雨の日はがぜん元気になる私は人呼んで「ナメクジ王女」。

やる気満々になる。反対にピーカンの日は決して外には出たくない。

何年かぶりで掃除機と紙モップや雑巾を手に、2階に上がった。

外は雨だから窓を少しだけ開けた。

まず誰も使わない(今年は数回、泊まり客があった)部屋を二つ掃除した。きれいだった。

そりゃそうだ、週2回は掃除人が入るから。

でも、クローゼットはそうはいかないぞ。ここは王女さまの出番だ。

1カ所目でえらく時間がかかってしまった。

クリーニング屋から戻ったペラペラのハンガーを取り替えて、服カバーが掛かっていない物にかける。

スカート、ズボン、パンツ類、スーツ、ブラウス、礼服、喪服、冬服、夏服、一緒に暮らしていない家族の預かり服など整理する。

何しろ展覧会があると、あらゆる服を出して着る日を決めるから、全部カバーが外されて、そのままになっている。

1週間分の服のスケジュールを立てるから、そのままの状態で何ヶ月か過ぎる。

カバーを架けなおし、虫よけを全部新しく入れ替える。

2カ所目のクローゼットは自分用だからもっと手間がかかった。

スーツの上着とパンツがバラバラになっているのを探す。

アンサンブルの2枚がやっぱりバラバラになっているのも探す。どちらかだけ洗濯したりするので別れ別れになってしまうのだ。

服の肩が合うハンガーに架け替え、たまにしか着ない服にはカバーの上に「夏用、喪服、王女。」とか書いた紙を貼っておく。

お城には王女と殿下がいるだけなんだけどー、そう書いておく。

ハンドバッグはほとんど使わない物ばかりがカバーが掛かっていてもほこりだらけ。

帽子は先月、足りない帽子掛けを紙で作った。

同じような帽子ばかりで使うのは2、3だ。でもビニール(良くないが)のカバーをかけた。

ボロハンガーを山のように捨てた。

パンツ用ハンガーと、服の肩に優しいフォームのハンガーだけ残した。

虫よけモスノーを全部入れ替えた。

それから寝室、風呂場、トイレ、廊下と念入りに掃除したら夕方になっていた。

もう1階は止めだ。

今日は充分働いた。

夕方K子が顔を出したので、無理無理夕食を付き合わせて、またワインで来年は外国で気分一新しようと意気が上がった。

外国、ニューヨークもいいかもね。

アート・スチューデンツ・リーグに行ってみる?

NY留学からもう13年も経ったのだ。

直近の外国、ペルー行きからも6年過ぎた。

年を取るわけだ。

ナメクジ王女の独り言。
ラベル:つれづれ
posted by アメリカハナミズキ at 21:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月17日

鬱病のような朝

朝からぜんぜん面白くない。

ピラティスの日だったがアイコ姫、1歳半の預かりでお休みした。

大学を卒業したあと、鬱病のようにやる気が無くなると皆から脅されていた。

でも腕組み王女はぜんぜんそんな気配もなく、拘束を解かれた自由を満喫していた。

しかし今現在制作中の作品がどうしても良くないし、良くなる気配もない!

以前は絶対良くなるというカラ自信があったものだったが、その力が湧いて来ない。

そんな時にやってきたお人形のようなアイコ姫。

産まれた時は小さくて鳥のひなのような足をしていて、あまりに儚げでいっぺんに心を奪われてしまった。

1歳半ともなるとすっかり手足の長いすらりとした、でもまだ小さな女の子で、お顔はそうねー。

奈良ヨシトモさんが描く、危なそうな女の子にそっくりだ。

ワイルドだろう?

手足の指が長いので、相当背の高い女子になるだろうな。

で、一日中大人しくて、時々外を眺めているから「ママやパパたちはどうして来ないの?」って思っているのだろうが、特別泣くわけでもなく、だんだん王女に慣れて来て、キャキャと笑ったり一人遊びをしている。

2度ほど椅子から転げ落ちたが、1回だけ「ギャー」と言った。

髪が長かったので、切ってあげた。一層可愛らしくなった。

そして食欲旺盛で、手のかからない子だ。夕方にやっと腕組み殿下にも慣れて来た。

夜にお迎えが来る頃には王女の鬱気分もすっかり消えていた。

しかし、根本の自分の制作の方向性については解決されていないから、全快したわけではないのだ。
ラベル:鬱鬱
posted by アメリカハナミズキ at 22:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする