腕組み王女は名前は会長だがその実、仕事は雑用係で「ご挨拶」の時はいつでも支離滅裂で、最後の締めは腰砕けでぐちゃぐちゃだ。
副会長のTさんが40代でしっかり者だから会が持っているのだ。
最近入って来たAさんは20代で、会も徐々に若い人が増えて来て頼もしい。
駅の東口のいつもの蕎麦屋だが、デッサン会では昔からここを使わせてもらっている。
会が終わり頃、女将さんが2階の部屋にご挨拶に見えたものだったが、何年か前から2階に上がれないのでと仲居さんがおかみさんのお礼の言葉を伝えてくれる。
そして毎回「おかみさんから皆さんにお土産です。」と仲居さんが手作りのポケットティッシュー・ケースを一つづつ人数分持って来てくださる。
腕組み王女はすでにたくさんのおかみさんの手製の綺麗な布のケースをいただいている。
いつでも仲居さんが「女性の方から先にお取りください。」と言ってくれるので、一番で気に入ったものをもらってしまう。
ピンクと銀色のラメのベーズリー柄のティッシュ入れと欲しかった左手の「つまようじ入れ」(紙を折ってきっちり5本の爪楊枝が入る)。
爪楊枝入れは今回おねだりして無理にいただいたもので、これは実は綺麗でガサばらないで便利で丈夫なのだ。
普段のデッサン会ではほとんど会話する時間もなく、人体デッサン を描くだけなので、年に総会と展覧会の反省会の2度だけ酒が入り、会員同士の会話で人となりがわかる。
しかし腕組み会長以前の総会では喧嘩が多かったが、今は会長と二人の副会長の3人が女性のせいか、和気藹々で穏やか。
今夜は(24名中)14名の出席で多い方だ。
まずひと段落。
ラベル:デッサン会