もちろん版画コースをよーく見た。
今年の卒業生は5人だ。厳しいねー。
さすがに、みんな良かった。
特に去年まで同じ工房で一緒にリトグラフをやっていた、腕組み王女の版画の先輩格の Sさんが、去年の頃の作品と全く違って一段と美しい雰囲気のある作品を出していた。
それから美人のAさんの銅版画もすごく良かった。
古い木造校舎の中を蠢く長い歴史の空気のような気配がなんとも言えず、今まで見たこともないシュールさだ。
廃校?の校舎の廊下の風景にとどまらない何かが動いているよ。
なんかいいんじゃあないの?
あとの3人もいい、よくやりました。ご卒業おめでとう。
去年の自分の作品は、思い出すだに恥ずかしい。
友達と学内のパン屋でコーヒーとホットドッグのお昼を食べてから、銀座まで出て、版画工房でいっしょだったDさんの個展を見た。
Dさん、破竹の勢いで展覧会を続けている。抽象の大作6点が2017年制作となっていた。まだ今年は3ヶ月きりたっていないのに。
元気あるんだ。
そこで友達と別れて、銀座4丁目から歩いて京橋まで行った。
案内ハガキを持ってこなかったが確か友達が個展をやっていたと思って、知ってるギャラリーに顔を出した。
ひさしぶりにHさんが会場にいて、彼は今40代だろうか?仕事を辞めて絵に打ち込んでいるのだそうだ。
10年以上前にアートフェスタで一緒だったけど、ついに絵一本にしたんだ。
茨の道だね。頑張って。
ラベル:展覧会