そこは6号ぐらいまでの小さなが箱入りの額縁が3mの幅で2段の棚にまちまちに入っていた。
中には作品ごと入っているもの、空の額縁、未使用の額縁、油絵の額縁、デッサン用の額縁や水彩用のものなどが剥がれたタグでわけわからなくゴタゴタとある。
問題は、自分の作品より人の作品だ。
買った作品は納得づくだからいいのだが、たくさんのもらった作品は、どうしたものだろう。
どれほどの価値があるのかわからないが、かつての先生方に贔屓されていたんだな。
一つづつ箱を開けて中をチェックして、4段のステップに上がって棚に収めて新しいタグをつけ直し、また降りて・・・。
上がったり降りたりして午後いっぱいかかって少しだけ整理できたが、夜は首が痛い。
やりすぎだ。 それでも片付けが進んだようなそうでもないような、でも今日はやめた。
何日か過ぎてまた続きを始めると、決心がついて大幅に物が捨てられる自分がいたりする。
むかし個展で一部チャリティーでミニ絵をたくさん売ったことがあった。
アフガニスタンの難民のためだった。
その当時の残りの何点かが出て来て「へぇー、ミニだけどマジに描いていたんだ。」と思って眺めた。
そうだ、それでまだ若かったのに目を使い過ぎて白内障になって両目を手術したんだ・・・なんてことも思い出しちゃった。
なかなかそんな風で片付かない。
ラベル:片付け