それより、版画科の同期のシバさんの絵本出版に刺激されて、14年前に作った絵本(ドラフト状態だが)の絵がイマイチだったので、描き直す気になった。
以前それを読んだある人物が、「泣ける!」と言っていたことを思い出したのだ。
でも、当時出版をやっている先輩に見せたら絵が良くなかったか絵本としての物語が希薄なせいか、その時点で熱が冷めてしまった。
絵描きが描く絵なら、相当「見せる」絵でなくてはならないと思われたか?
シバさんのように。
その絵本はまるで詩のような流れの文章で、それをアメリカの友人が英訳もしてくれたので、日本文と英文でできている。
ホンワカした愛・友情でストーリー性もないから、あっさりした絵にしたのだった。
しかし今の絵本はそうとう絵も凝っていないと。
絵本だが子供向けってわけでもない。大人が読んだ方がいい絵本だ。
でも楽しいので、絵を描き直している。
腕組み王女は、こうして何かしらの刺激を求めているのだね。
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