古河市まちかど美術館の日程取りで、11/28から12/2までとは、いかにも今年も押し詰まった日取りだけど、くじ引きだからしようがない。
今年ははだかのデッサンだけを展示することに決めている。
デッサンだけの展示方法は大仕事で、美術館2室の天井から床までを使って、紙のデッサンをベタに貼っていく。
会員が1年間かけてやってきたデッサンを展示する。
人によって、丁寧に描かれた細密画あり、水彩デッサンあり、木炭デッサンあり、クロッキーあり、ムービングありで、小さな紙切れに描かれたもの、大きな木炭紙に描かれたものなど色とりどり。
一人が壁面3から5メートル、高さが3.5メートルの割り当てになろうか?
各自 50枚から100枚近くのデッサンを持っていかなくてはならない。
そこに来て、今年は会員が5人退会してひとりが休会だから参加者は16名。
退会理由は、高齢になったために夜集合のデッサン会への運転が不安とのこと。
会員は古河市内より、近県在住者が多く夜道のドライブがだんだん苦痛なのだ。
展覧会のために動けるのは高齢者の7、8名だろうか?
若手会員は「火曜日展示」では仕事があって手伝えない。
そして展示作業は普通の展覧会よりずーっと労力と時間がかかる。
フーム、今美術館に電話したら、前日の月曜日が休館日になっているので、月曜日から作業して構わないと言われた。
1日かければ、展示作業は終えられるだろう。
翌日初日の火曜日の午前中にキャプションをつけたり、美術館前に看板を出したり、細かい仕事して午後1時にオープンにこぎつける。
それではそろそろDMハガキの発注、地元テレビに取材に来てもらう連絡、ポスターの作成、会員に配る出品規定書と予定表を作るのが先だ。
誰か「会長」変わってくれないかなぁ(とぼやきたい)。
今年で創立46周年だ。腕組み王女の一存で解散もできないし、次の「会長」がいないんだ。
年寄りと女性ばかりで、若い男性会員は仕事持ちだから土曜日の晩にデッサン会に描きにくるのがやっとだ。
地元の会員は少数だが、会の責任者はジモティでないと古河市の文化協会(全ての会がここに所属している)は、受け入れないことになっている。
だから腕組み王女が「会長」なわけだ。
このようにじわじわ高齢化と人口減少の波が押し寄せて来ているのが現実だ。
衆議院総選挙も虚しい。
ラベル:展覧会