展覧会はいつも通りの人出だが、大好評で「確かに圧倒的ですね。」とか「見ごたえがありますね。」とか好評で、滅多にない展覧会となった。
一度部屋に入ると、なかなか外に出てこられない。長時間見てくださる客ばかりだ。
それでも手伝いの会員は少なくて、ほとんどデッサン会長と副会長のTさんの女性二人で連日会場受付当番をしている。
今日は午前中だけ当番して午後はTさんに交代するつもりだったが、Tさんは10時過ぎには来て、受付に座ってくれた。
一人で早めにコンビニのおにぎりでお昼を済ませたら、約束のHご夫妻が取手からおいでになった。
R先生のお嬢様とそのご主人のお二人だ。
R先生が亡くなられたあと15年も経つが、お二人は腕組み王女の絵をよく見に来てくださる。
ちょっとの間でも腕組城によっていただき、腕組み殿下も紹介したい。
束の間のお出でだったが、何か心がホッとするのは気のせいだろうか?
お帰りになったあと、車でまた美術館に戻った。Tさんの負担を少しでも分かち合いたいから。
そしたら王女の同級生が見えたとのこと。「?」
そうだ、そうだ、高校の同級生のK君が、友達が近くにいるのでついでに展覧会を見に行くと行ってくれたっけ。
残念! せっかく来てくださったのに会えなかった! 恩師の葬儀後のお参りに行く話などあったが・・・・
人生にすれ違いは多い。
抱えきれないほどのことはできないから、あとはKくん、よろしくね。
ラベル:展覧会