短編が6つ入っていて、そんなに短くもなくちょうどいい長さの読み物。
読んだことあるものが4作品あって、それらは月刊誌「文藝春秋」にかつて掲載されたものだった。
でもまた新鮮に読んだ。
中の一つ「ドライブ・マイ・カー」は面白かった。無口な若い女性のドライバーはなかなか魅力的。
「イエスタデー」
「独立器官」は昨今の結婚しない男の生活が興味深く、終わり方がすごい。
「シェラザード」、まぁね。
「木野」春樹の世界って感じ、気に入った。
「女のいない男たち」短くて印象薄い。どんな話だっけ?
腕組み殿下が電車の中で読む本を安部公房の「砂の女」にするというから、「おやめなさい、電車向きではない。読むなら村上春樹の短編よ」とアドバイスした。
「砂の女」はレポートを書くために何度も読んで、「優」をもらったので詳しい。
久しぶりで本を読んだ気になった。
ラベル:読書