2018年05月07日

友来たる

昔、麻布の大使館で働いていた時、彼女は大使の秘書、腕組み王女は参事官の秘書だった。

当時からものすごく英語が上手かった。

バラ園のある大使館の庭で二人でお昼の弁当を食べながら、彼女は田舎娘の私にこんなことを言った。

「いついつ私がパリにお買い物に行くからお昼一緒に食べましょうと言ったら、あなたもパリに飛んで来られるようなそんな結婚をしましょうね。」

そのころ外国はとんでもなく遠いところだった。

友は実際にそのような結婚をした。それも素晴らしい男性と。

もう50年以上の付き合いで、腕組み王女の方は普通の結婚だけど、でもときどきパリやローマではないが彼女の住むサンフランシスコの家や、日本の腕組城などで会える。

彼女はたくさんの国や都市を訪れ、いい人たちに出会い普通の人がやれない経験をやれる生活を送っている。

でも素晴らしいのはちっとも驕ることなく、人と人間関係を築くことが上手で相変わらずチャーミングで会話が自然で夫を上手に立てる。

なかなか彼女のような人間にはなれない。一言で言うと聡明な女性。

昨日は腕組城で腕組殿下を彼女とアメリカ人の旦那様に会わせられて本当に嬉しかった。

タイミングがなかな合わなくてゆっくりカップル同士で1日を一緒に過ごすことがなかったのだ。

それから足利のフラワーパークにドライブして藤の花は終わっていたが、ちょうどいい気候の中でバラ園や黄色藤などを楽しんだ。

次はいつ会えるのだろう、明日は二人はサンフランシスコに帰る日。

お気をつけてお帰りください。
ラベル:友だち
posted by アメリカハナミズキ at 17:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする