今回は固定ポーズの2時間なので、クロッキーのような早描きではないから、木炭を持って行っていつもよりは落ち着いて描いた。
でも、2週間後に迫った展覧会の話を短い休憩を使いながら会員と打ち合わせて行く。
たとえばAさんは搬入日には美術館に行けないので、作品だけ前の週にあずかるとか・・・・
Bさんは搬入だけ行くがそのあとの展示作業は手伝えないとか・・・・
Cさんは最終日だけ顔を出しますとか・・・・
搬入時間に遅れますとか・・・・
全部覚えきれないからノートにメモして・・・・・
実際展覧会が始まるまでバタバタだよ。
それもこれも我がデッサン会が高齢化の波で人員が減った上に若手は搬入日の月曜日は仕事で手伝えないと来ている。
今年は特に人手が足りない。
腕組み王女と副会長のTさんの女二人でポスター作り、DMハガキ作り、文化協会を通して役所の文化課に後援をもらいに行き、各公民館にポスターの展示をお願いしたり、会場用のダンボールをもらいに会社に出かけたり、懇親会の宴会会場を押さえたり、あらゆる雑用をやる。
そして美術館の二部屋の壁に作品がうまく収まるのを祈る。
二人で八面六臂の仕事ぶりだけど、多分会員たちは知らないだろう。
皆んなは月に2回モデルが来るから描きに来るだけだ。
ひとえに裸を描きたいという会員の情熱を無下にできないので、ただひたすら二人で頑張っている。
毎回モデルを呼んで月に2回のデッサン会を47年もやっているんだよ。
腕組み王女が会長に交代してから8、9年経つかしら。
そろそろ交代してもらいたいんだけど。
ラベル:デッサン会