2019年11月06日

「絵を売ります展」とは?




搬入展示の日から数えて3日間たった(会場の)美術館通いだが、展覧会の2日目が終わった。

懐かしい!辞めて行ったかつての会員2名が午後3時過ぎに来て下さった。

コレからはウジウジしないでずばり!”絵を売ります展”という展覧会をやろう、って提案しちゃった。

誰もが思わず欲しくなる絵を驚くばかりの安い値段で売る展覧会をやる!

それはいわゆる売り絵ではダメ。自分よがりの絵でもダメ。芸術を意識するのもダメ。自分だけ楽しんでもダメ。絵仲間の手前頑張る絵もダメだ。

昔は売れない絵を描こうと思って描いたし、次には誰も見たことのない絵を描こうと思っていたし、次には楽しんで描けばいいんだと思っていたのだが、しかし今ならずばり売れる絵を描こうと言い切るのはどうだ!

実際に描いた絵が売れるのはとても応援してもらっているという喜びがあるけど、全然売れない展覧会をやると、なーんだ誰も認めてくれないんだ!っというガックリ感がいっぱいになる。

でも長いこと自分の芸術の道を探して修行僧のように今日も描くってのも疲れるね。

「こんな絵なら飾りたい!」「それもこんなお安い値段でいいの?」って言わせる絵。

それはどんな絵だろう? とても難しい話になったけど、話している間にワクワクしてきちゃった。

絵が売れなきゃしょうがない。でも売り絵でない売れる絵ってのが分かりゃあ世話ないけどサ。

たぶん、わかりやすくて美しくて安っぽくなくて、できれば格調高く、おしゃれぽっくて、古めかしくなくてよくありそうなテーマだけど人真似でなくオリジナリティがあって・・・・

かつての仲間の二人のおじさんは趣味で絵を描いている。

絵を描く人は誰でも絵の関係者の手前を意識しすぎて窮屈だ。分かる、分かる。

プロならプロで誰が決めるのか画料いくらってのも窮屈だ。(以前は高い値段で売っていたが)

値段なんてクソ食らえ!王女の提案にちょっと気分が高揚してお二人はお帰りになった。

人に言っている場合か?まず自分でやってみろよ?と言われそうだね。

絵を描いていればいるで何かしら鬱積したものが溜まるし、寄る年波に元気が出ないってことはある。

ついサービス精神で人を喜ばせようと面白い提案してしまう。

がんばろう、絵を描く友よ。
ラベル:絵の仲間 展覧会
posted by アメリカハナミズキ at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする