2019年12月30日

Georges Moustaki を聞く




第一王女様が東京からお帰りになった。

夕方からお正月用に作ったローストビーフを切る。

ワインも飲んじゃう。

何気に焼いておいたミート・ローフも並べる。

ディナーの準備もしていないのに、腕組み王女は作ってある料理をどんどんお出しする。

もっとワイン。

サラダ? ハイハイ。煮豆。たけのこ芋に煮物。

オーディオ・ルーム(実はアトリエ兼用)で懐かしいムスタキを聞く。

青春時代のシャンソンだ。

次にアズナブールもかける。50年前がつい先ほどだった気がしてくる。

どんな時代も、今だね。

今ある幸せと喜び。

第一王女様と過ごした青春を懐かしむ。

ムスタキはいつでも50年前に引き戻す。
posted by アメリカハナミズキ at 19:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月29日

ピー音

近所の若い男性が声をかけてきた。

「お宅の家の前を通ると以前から甲高いピー、ピー音が聞こえるのです。気になっていたのですがタイミングがなくて言えなかったのですが・・・」

それでお城の敷地内に入ってもらった。

「どのあたりでその音が聞こえるのですか?」と聞いた。だって腕組み殿下も王女も全然聞こえない。

若いヘベレケ王女も出ていらして音の場所を探したがわからない。

その時たまたま宅配のお兄ちゃんが外を通ったので、彼にも庭のあたりで音を聞いてもらったら聞こえるという。

??、お城の3人には聞こえない!

すったもんだでガス屋さんを呼んだら、昔から知っている彼も40代でつまり若者の部類で、建物についている太陽熱の蓄熱槽の方に躊躇なく歩いて行った。

そこのアラームが鳴っているようだが、ウーン我らには聞こえない!電源を切ってリセットしたら消えたようだ。

消えたか鳴っているかは我らの耳では確認のしようが無い。

またやがてアラームは鳴ると彼は言う。槽の中の循環液(不凍液)を取り替えなければならないらしい。

近所の人は通るたびに気になっていたんだな。

(我らにとっては)微かな音すぎて聞こえない!!

そんなことが身の回りでたくさんあるのかもしれない。

歳を取るとはもしかすると若い人とは違った次元で違ったものを見て理解したつもりになっているのか?

もう5次元の世界で生きているようなもんだ?
ラベル:聴覚
posted by アメリカハナミズキ at 17:15| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月23日

アトリエにて




年賀状を作るために久しぶりでアトリエに入った。

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このアトリエは21年前に作られた。

当時、R先生に「アトリエが新しくて落ち着かない。」と言ったら先生は「そのうち絵の神様が住み着くようになりますよ。」と言われた。

それ以前の家には天井から光が入るように設計された地下室の音楽室兼アトリエがあった。

そのアトリエにはドッカとミューズの女神様が住みついていらしたから、部屋に入るとすぐ絵が描けた。

そのアトリエ兼音楽室から比べたら今はずーっと広く使い勝手よく物が配置されている。

絵具キャビネットの蓋を開けたらペインティング・オイルの匂いがした。

あっ、と思った。

ここ何年かドローイングや版画をやっていたが、油絵もいいよね、っと思った。

でももっと強く思わない限り絵は描き始められない。

絵を描かなくなったら、そう簡単にまた絵が描けるようになるわけではない。

毎日描いていないとだめなのだ。

美術家連盟から手紙が来たけど、そこも退会しようかな?と思っていたのでちょっと考えてしまった。

しかし「筆を折る」っと宣言もできない。

あまりに頑張ってきてしまったから。もっと強いパッションがあったらな。

ね、SANAちゃんならこの気持ちわかるよね。いつも何かしら悩みがあるね。
posted by アメリカハナミズキ at 19:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする