2020年01月06日
年賀状考
整理のため貰った年賀状を読み返してみた。
体の不調を訴える葉書が多々ある。
腎臓移植をした友は静かに穏やかにいろいろ悟ったと書いてある。本を読んで過ごしていると。
絵描きの友は一昨年外国で足を骨折して、歩くことが不自由になって今年もリハビル頑張ると。彼の絵は良いのだから頑張って。
膝の手術をした友が歩けるようになったら今度は背骨の圧迫骨折でクラス会には出られないと。
それで思わず久しぶりで電話しちゃった。声も小さい。長話で今度はこちらが出向いていくねと話した。
現代アートのKさんは今年は歯のインプラントで大変そう。何ヶ月かかかるそうだ。
Aちゃんは嬉しいお知らせだった。二人目の赤ちゃんが生まれたのだ。
LINEで「可愛い男の子、おめでとう。」と入れたら、女の子なのと返事があった。
ごめん、ごめん、じゃあ最初が男子で二人目は女の子でよかったねーと返事し直した。
嬉しくなった。きれいなAちゃんも遂に2児の母になったんだ。
ほとんど年に1度のお知らせでも出会った頃に戻っていっぺんに時間が遡る。
今年の暮れの年賀状は半分ほどに減らそうと「年始のご挨拶を失礼します。」と書いてしまったが、まんざら賀状が無駄な虚礼とばかりは言えない。
歩いてきた道道で出会った人たちのつながりで今日があるんだ。