2020年10月07日

アトリエ、ガラーン




デッサン会の有望な若手のN君に絵具をあげた。

わざわざスペインまで買いに行ったTITANの絵具だ。

大量の絵具をパリのオルリー空港で不審物に間違われて足止めを食った絵具だ。

他にもルフランやニュートンや良い色の絵具をたくさんキープしていた。

絵具の色に触発されて作品が出来上がっていく経験を何度もした。それほど絵具は重要だ。

それらを次の世代に引き渡す。

腕組み王女も若い頃に先輩の先生方から絵具や筆や画材をたくさん頂いた。

たくさんの新品の木枠や、刷毛やイーゼル、カルトンの入る大型鞄、携帯用イーゼル、スケッチブック類、クロッキー帳もあげた。

新品の小品の額縁、6号から0号まで何箱も車に運び上げた。

100号の木枠とフナオカのキャンバス地、どれも思いっきりたくさん買い込む腕組み王女だから大量に保管してあった。

もうひとり若手のO君が「自分にも絵具を残しておいて。」と言うのでまだ残っているが、アトリエのガラーンとした感じは否めない。

N君は帰り際に「良い絵を描きますから。」の一言。

「期待しているね。」の腕組み王女。時代は動いている。
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2020年10月03日

鍼灸院



朝の靴下を履くときに腰がギクっとなった。

? こりゃ何だ?

腰を痛めたかとテニスボールを腰の下に置いて床に寝転んでゴロゴロした。

だいたいこれで治る。

でも今朝は治らない。だんだん痛くなってきた。

腰も若干「くの字」に曲がってきたよ。

今朝のピラティスはお休みだ。車の運転が無理だ。

今日のお誕生日パーティも中止だ。今日は買い物やら料理作りやら予定がたくさんあったのに。

今日はK子の誕生日で9月のわれわれの誕生日と今月中旬のヘベレケ王女の誕生日も兼ねて4人分をいっぺんにお祝いしようと計画されていた。

昨日のうちに料理したものもあったし、冷やした果物が準備してあったが。

ケーキは予約していなくてよかったけど。

で、K子に中止のLINEをいれたら、整形外科に行くより鍼灸院に行くように勧められた。

「針か、怖いな。」でも医者でレントゲン撮って痛み止めの飲み薬と湿布をもらってもすぐには治らない。

で、決意して中国系の鍼灸院に行ってみた。

腰はぎっくり腰で、右肩は五十肩との見立てで両方に針を打った。

腰は背骨の周りに15,6本を5cmぐらいの深さに、肩は9本の針を浅く打った。

ちょっと怖いね。針に電気を流しているらしく、15分ぐらい我慢した。

その間、隣のカーテンの50代ぐらいの男の患者の治療の方では「イター、痛い、無理無理ムリ!」と叫び続けている。

聞いてるだけで汗が出てくる。

1時間15分ぐらいで終わって、ぎっくり腰はこれで大丈夫だそうで、肩はまた来てくださいと言われた。

腰は確かに真っ直ぐになった。

明日ほんとに腰が治っているのかな?

何でも初めて体験って面白い。

これが針か!
posted by アメリカハナミズキ at 18:41| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする