コロナ禍の2年目が終わる。
去年よりズーッと要領良く毎日を味わった。
1日1日が貴重で、落ち着いてじっくり過ぎゆく時間を楽しんだと言える。
例えばだし汁を取る時に、昆布を鍋にぶち込んで80度でしばらく出汁を取って沸騰前にそれを取り出す。
すると「えーい面倒だ」と大きく膨れ上がった高級な昆布もめんどくさいから捨てていたのだ、罰当たりなことに。
今なら出汁の出てしまった昆布も佃煮に作る。すると「なんて丁寧なわ・た・し」と満足する。
さつまいもの尻尾を捨てずに水栽培すると、緑に赤い葉脈の芽が出て来る。
その美しさに見惚れる。
こんな地味で豊かな暮らし方は、コロナがあったればこそだ。
昔はそういう丁寧な生活をしている人はすごいな、私はいつもガサガサ忙しい・・・と思っていた。
お出かけがなくなって、旅も文化鑑賞もおしゃれも展覧会も行かなかったけど。
こんな時代に生きているのは、満喫しなきゃ損。
今年も無事に終われそうです。
「腕組み王女のブログ」をお読みくださっている皆様、来年はより一層良い年になりますように。
ラベル:2021年大晦日