お天気が悪いと庭仕事ができない。
すると午前中の時間が余って、良からぬこと(食べること)に気が行ってしまう。
昨夜は3姉妹で大酒(赤ワイン)をしこたま飲んだ。ヘベレケ王女からヘベレケになりながらも「最近お姉さまのカレーを食べていないわね。」と言われた。
それで時間もたっぷりあることだし、大鍋でじゃがいもを入れない(日持ちさせるために)カレーを作り始めた。
そうだ、第一王女様に「鶏ハムの作り方を教えて」と言われていたので、我がキッチンで鶏ハムの仕込みをお教えした。
2日がかりで出来上がるのがちょっと面倒だが、仕込みと言っても鳥の胸肉に砂糖(我が家は甘酒)、塩を刷り込んで、1個ずつ耐熱のポリ袋に空気を抜いて入れて、冷蔵庫で一晩味を染ませる。
翌朝、鍋にたっぷりの水を入れ、袋ごと鶏肉を入れ、水から顔を出さないようにして火にかける。沸騰したら火を止めて、鍋のまま冷めるのを待つ。たったこれだけ。
鶏胸肉は高タンパク低脂肪で心臓の筋肉などにも良いんだよね。サラダに乗せたり、そのままわさび醤油で、またはマヨネーズなどで食べる。
第一お値段がお安いのがいい。
そこまでしたら、パンが今朝で終わったのを思い出した。ついでにパン焼き器に粉、砂糖、塩、スキムミルク、バターと水を入れ、イーストを入れてスイッチを入れた。
新婚の頃は手作りパンを夫が焼いてくれていた。パンを焼く日は特別の日で、友達を呼んで「パン・パーティ」をした。
しかし電気のパン焼き器が出現したら(40年ぐらい前から?)あまりの簡単さに負けて、手づくりはやめた。パン・パーティもしなくなった。
だから何も考えずにワンパターンで1斤のみのパンを作る。出来上がったら12切れに切って腕組み殿下が毎朝1/12切れを朝食に食す。
フレンチトーストにしたり、ホット・チーズサンドにする朝はいっぺんに半斤ぐらい使う。
だって美味しくてたくさん食べたいのだ。
パンは4時間半後に出来上がる。2週間に1度ぐらいパンを焼く。前回は葡萄パンを焼いた。
と、今、外をゴミ収集車が通った!
急ぎ、集積場所に放ってある黄色のゴミネットを片付けに出た。小さく畳んでポールに結いつける。
お城の真前なので、以前お向かいのおキクさんの仕事を譲られたので、腕組王女が週3回片付ける。
あらあら、もうお昼だわ。
12穀米も炊けたようだし、お昼にしましょう。
ラベル:ご飯作り