2023年01月31日
紅梅白梅、老梅
姉上様と朝の散歩。
剪定もされていない農家の大きな白梅が満開だ。
見れば枯れ木ばかりの中に奥の方にピンクの木が、あれは紅梅だろう。
あたりは畑だらけで農家とその家の広い庭先、道路に向かってがれ場のようにだらだらくだっていて、雑多な木が葉を落としてどこから敷地かもわからない。
さらに田舎道を行くと、古い熊野神社があって100mぐらいの長い参道が続いて、崩れそうな鳥居がいくつも並んでいる。
神社は奥の奥の方だ。
山道の右側はぎりぎり削られて切通しになって崖。
左側は民家に土地を売ってしまったのか、神社の関係者の家なのかポツポツ小さな平屋の民家があって軽トラなんかが停まっている。
でも正面は「神の領域」の深山幽谷で思わずお参りせずにはいられない。
その隣に満福寺がある。
ここの枝垂れ桜はこの辺りでは有名だがまだまだで、今は入り口近く手前に立派な老梅が1本、透き通るような黄色い花を満開にしている。
香りがむせかえるようだ。中国からはるばる日本に渡ってきたんだね。
その横に紅梅が咲いているが、これは上品な香りでなかなか品がある。
姉妹で馬鹿馬鹿しい話なんかしながらダラダラ歩いて、日光浴と新鮮な冷たい空気を体いっぱいに浴びる。
帰ったらコーヒーを沸かそう。