2023年03月04日
よし焼き
今朝は渡良瀬遊水地のよし焼きの日だった。
土手を歩いていると、8時半開始の放送が流れた。
遊水池方面は土手の西北だから、土手の西はずれまで歩いて森に入って、なるべく近くまで行ってみたい。
今朝は風もなくいいお天気。
ヨシ焼きを見ようといつもより土手を歩く人、自転車やバイクの人が多いが、森に入るところに「立ち入り禁止」の札が立てられていたからそれ以上は立ち往生。
8時半に西の遊水池方面から煙が上がり始め、何箇所も一斉に火をつけているようだ。
青空に最初は白い煙、だんだん濃くなり黒煙がまるでウクライナの戦場のように不穏に空を覆い始めた。
昔の戦争の日本の空はこんなだったのだろうかとおもわず思う。
常でない景色は見たい気持ちと不安な気持ちが入り混じるね。
空高く煙の中を大鷹(?)かワシかわからない大きな鳥2羽がずーっと滑空しいる。
時々その大きな鷹?は私たちの土手の上空をお腹を見せて飛んで来たが、また煙の中空高く長ーく、長く飛んでいる。
もしかしたらヨシの林に巣があって、卵などが入っているのを心配して真っ黒な煙の上空を飛んでいるオオワシのカップルだろうか?
煙が広がってきたので、大急ぎでお城に戻ってで入り口の鍵をしっかり閉めて閉じこもった。
1時間過ぎには庭にヨシの黒い燃えかすがバラバラと降ってきた。
年によっては風向きで近隣の住宅に火が燃え移ったりすることもあるから、面白がってばかりはいられない。
これが終わると春が来る。