2023年05月04日
消えた石鹸の謎
外の流し台で雑巾洗い用の洗濯石鹸が見当たらない。
流しの下にでも落としたか?
無い。まだ新しかったのに。
仕方ないから一つだけ残った買い置きの水色の「ウタマロ石鹸」の新しいのを石鹸箱に入れた。
今日は車のウインドウだけでも雑巾で拭くぞ。
ありゃー、昨日出した石鹸がない!石鹸箱だけ置かれてる!
こりゃおかしいぞー。
カラス? 流しの下の方に落ちていた薄っぺらの石鹸の残りを拾った。
試しにプラスチックの石鹸箱(蓋なし)にその薄い拾った石鹸を入れて、庭石の上に置いてみた。
1時間後に何気に置いた場所を見たが、石鹸箱ごとなくなっているよ!
急ぎインターネットで調べたらカラスは油脂で作った石鹸が大好物なんだって。
そういえばこのところ大鴉が庭に来ていた。羽音でびっくりすることがあった。
あだをされると怖いから追い飛ばすこともしなかった。
そうか、テレビでそんな情報を見たような、やっぱりカラスの仕業か。
恐れ入り屋の鬼子母神だ。
2023年05月03日
心寂しい
10年ぐらい前に1,2回展覧会を見に来てくださった人から突然に電話があった。
なぜ名前を覚えていたかというと姉上様のお知り合いというご紹介があったので、心して忘れないようにしていたから。
展覧会や個展会場でお会いする人たちは大勢で、なるべくお話しした人は覚えておきたいと思っている。
そうそう、彼女は I. I. さんとおっしゃる。
姉上様の携帯がなかなか繋がらないので、腕組王女の方にお電話をくださったようで、「お隣ですから繋ぎましょうか?」と言っても「いいえ、お元気ならいいんですの。」と答える。
彼女はさる大会社オーナーの一族だとは伺っていた。たぶんお金持ちの奥様なのだろう。
I.I. さんは3年前にご主人を急に亡くされて、「それからすっかり寂しくなりましたの。主人は元気でただの検査入院だったのに「多臓器不全」ということで亡くなりました。医療ミスですねと病院側に言いました。裁判にしますよと。」
「まぁ、それでどうなりましたか?」
「結局・・・・」なんだか要領を得ない話になってきたが、「私の友人にもこの2,3年でご主人に急逝された方が何人かいますわ。」とお慰めするわけでもないが・・・モゴモゴ
「お元気をだされてくださいね。何とおかしな時代になったのでしょうね」と今の時代のせいにして電話を切ったが、その方もお寂しいのだ。
少しはお慰め出来ただろうか?