2023年10月11日
もずが枯れ木で
テレビで宮本武蔵の「百舌鳥」(もず)の緊張感あふれる水墨画を見ていたらしぜんと「もずが枯れ木で」の歌が口をついて出てきた。
サトウハチロウーの詩だ。
もずが 枯れ木で鳴いている
おいらは藁をたたいてる
綿引車は おばあさん
コットン水車も 回ってる
みんな去年と 同じだよ
けれども足んねぇものがある
兄さの 薪割る音がねぇ
バッサリ薪割る 音がねぇ
兄さは満州へ行っただよ
鉄砲が涙に 光っただー
もずよ寒くも 泣くでねぇ
兄さは もっと寒いだぞ
朝は気温が下がってこの歌がぴったりだ。