2023年11月20日
ロケーション
病院の場所は市の郊外であたりに高い建物もなく、四方八方が広々見渡せる。
病室に近い西側の廊下の突き当たりはガラス張りの展望コーナーのようになっていて、椅子とテーブルが置いてある。
夕方はそこに座って日暮れてくる外を眺めていると、美しい富士山の姿と群馬県の山々だろうか?がだんだん濃紺に変わっていくのがくっきり眺められる。
このところお天気が良く、朝は反対側の廊下の突き当たりは東側で朝日が上がる筑波山が見える。
今は廊下の中程にある小さな面会用のコーナーのテーブルと椅子を使ってブログっている。
ここから見える景色は森や畑が広がり、遠くの道路に走っている車が人間生活を感じさせるだけ。
談話室や面会コーナーや、患者が廊下を散歩するときに休める場所などがたくさんある。
昨日の『あれ』のおかげですっかりお腹が回復し、傷口も今のところ問題なく今朝はお腹に入れられていたドレインを抜いた。
で、シャワーの許可が出た。
お昼ご飯も三分粥だったが嬉しくいただいた。
『あれ』の水とガスは絶対に効いてるね。
だってお腹を25cmぐらいは切って、そこを針金みたいなもので何十個も止めてあるんだよ。
でも看護師さんがシャワーでそのまま軽く洗ってください、消毒になるからって。
ヒェー、だよね。
なんかで傷をカバーしなくてもいいの?
明日は術後1週間の血液検査やレントゲンありと、いま廊下で行き会った主治医のドクターに言われた。
今日も腕組殿下に新鮮な『あれ』の水をボトル2本持ってきていただいた。
これ、これ、これじゃー!!!
2023年11月19日
水素ガス吸入器
今朝のドクターに水素ガス吸入器を家から持ってきて良いか伺ったらOKが出た。
ドクターは水素に対して期待していないようだが、傷口には絶対いいと思う。
今日は傷口の痛みより、「糞詰まり」の苦痛の方が大きくて、三分粥が食べられない。
腕組王女の苦痛の訴えに、ドクターがお腹のレントゲンを取る指示が出た。
日曜だがレントゲン室で写真を撮ったら「多少腸の動きが悪いから昼からの食事2日間ぐらい抜きましょう。」となった。
「癒着で再手術!」とか云われなくてよかった。少しは腸は動いているから問題ないらしい。
病は日頃の行いから起こると、今読んでいる本に書いてある。反省することが多々ある。
2023年11月17日
待望のお食事だよ
さてこの部屋は上から2番目のA個室で広さが7畳ぐらいか?
腕組王女はよく入院するが必ず個室にする。パソコンをやりたいから。
youtubeも見たいから音が出るとまずいし、夜中まで本を読んでいたいから。
南向きの明るすぎる部屋は暖房を切っても暑い。
窓を開けてもらったら、蚊が入ってきて3匹とった。
昨日今日と2日間の栄養飲料とのことだったが突然お昼にお盆が来た。間違いでないらしい。
「流動食・腕組さま」の中身は味噌汁。おもゆ(米は入ってない)、半口の和物。
薄ーい味噌汁は具が無く、お椀の底に白く味噌の沈殿物があったが、自然の食物はなんと美味しい。
米なし重湯は持参の梅干しの汁をちょっとだけ入れて、あー、なんておいしい!
あとヨーグルト。こうして5日目にして食事をしてみると人工の食べ物は味と匂いが変だとわかる。
やっぱ大地から取れた自然食だ、体に違和感がないもの。
脊髄に入れていた痛み止めの麻酔の針が抜けた。腹の縫い目に痛みがくる。
そのため今度は点滴で痛み止めを入れる。
痛みのために呼吸が浅く血圧が160に上がって、血圧降下剤を飲むことになった。
ほんとは常は低血圧なんだけど・・・
痛み止めの点滴で数時間は痛みが和らいで動けるので、その間にブログを書いたり、廊下を歩いたり、洗濯室に行ったり水を買いに行ったり・・・・
頻繁に熱や血圧を測りに、今日はレントゲン室に行ったりでなんだか忙しい。
病院にいても忙しいもんだ。