2023年12月12日
2時間のお出かけ
近くの美術館で以前会長をやっていた「デッサン会展」の4年ぶりの展覧会があった。
当時の副会長だったTさんに全てお願いしての引退だったが。
その後のコロナ騒ぎで会の存続が危ぶまれるほど休みと会員の減少でTさんは相当のご苦労をされたようだった。
今日の初日も午後1時開場だが、午前中は数人で展示作業に追われたそうだ。
でも腕組王女の方も絵に対する熱が雲散霧消してしまったのだからしかたない。
ものすごく久しぶりにきちんと化粧して、アクセサリーもつけて外着に着替えて2時間ばかり昔の絵仲間とおしゃべりした。
大丈夫、外にも行けそうじゃん。
今日は車で美術館まで行ったけど、これなら電車で銀座まで行けるかも。
来週体調がよかったら、版画の恩師の個展が銀座であるから見に行けるかも。
2023年12月10日
長期保存食「えびピラフ」
相当以前に買い置いた保存食がよく見たら 2023.12の期限だ。
これは「尾西のエビピラフ」でお湯を入れて密閉して15分、緊急時にお湯がない場合は水を入れて60分待つと出来上がり。
1食で361キロカロリーある。
通常、腕組王女の体重と身長と年齢から1日の必要量は1日1850キロカロリーと言われている。
しかし現在は王女は消化不良を起こさないようにゆっくり少なめに食事をしているから1500から1700Kcalで間食無しなので、ジリジリと体重が落ちている。
緊急の時は「尾西の保存食」で命を繋ぐのだ。
昨夜は期限切れに気がついて「これ食べなきゃー」と夕食後お湯を入れて作ってみた。
美味しいんだけど、夕食も食べたあとだからお味見して、そのまま冷蔵庫に入れた。
こうなったらもう一度他の買い置きの保存食品の期限も調べ直さなきゃー。
4,5年はすぐ過ぎてしまうのだ。
小麦粉類はそう長く持たないが、塩と砂糖はほぼ永遠に保つようだ。
半年に1度ぐらいはチェックしているつもりでも次々に期限切れになる。
追われるねー。
2023年12月09日
喪中ハガキ
NYに留学中に同じ美術学校で日本人女性と知り合った。
彼女は学校中で有名人のようで顔が広かった。
学内の展覧会でも、教授宅のパーティでもよく顔を合わせた人気者だ。
工事現場の鉄グズやネジなどを使ってオブジェを製作していた。
旦那様は日本に居て大学教授で彼女のNYの生活費は月に30万円送られてもう、2,3年(?)NY生活しているという。
へぇー、贅沢な生活だ!と思った。
泊まるところがない日本人の学生なども彼女のアパートに泊まらせたり世話好きで顔が広くて親切だ。
日本に戻ってからも共通の友達の展覧会や腕組王女の個展会場などでも時々行きあった。
そのうち彼女は小淵沢の別荘で制作三昧で旦那様には愛人がいて別居生活だと打ち明けてくれた。
へぇーっと驚くばかり。なんか現代アーティストっぽいな、と思ったよ。
たまにfacebookで彼女の近況を知ったりしたが、しばらく会うこともなかったら、「喪中ハガキ」がきた。
ご主人が急逝されたとあり、「ひとりになってしまいました!」とペン書きが添えられていた。
その一言で彼女の悲しみと寂しさがドッとわかってしまった。
断片的な話ではうまく行っていない夫婦なんだと思っていたし、それならなぜ離婚しないのかな?とも思っていた。
でも、その一言で他人には理解できない深ーい複雑な暗い河があったのだな。
それぞれの一生が垣間見えるような喪中ハガキだった。