2024年06月30日
今更ながら、この国に生まれて・・・
久しぶりに(というか、うっかり忘れていたのだが大豆で)豆乳を作る。
豆乳は好きだから飲む。
絞ったオカラで卯の花を作る、箸やすめとして食事時に食べる。
無駄が出ない。
梅の実がなり、熟して落ちる。
拾って(王女の場合は買って)塩で漬けて、梅干しをつくる。
追々赤紫蘇が畑で成長するから、取って梅漬けに入れて干す。
梅干しができる、漬け汁は暑さに負けない梅酢の飲み物で夏を乗り切る。
その頃新生姜が畑でできるので、スライスしてちょっと日に干して梅酢に漬けて紅生姜を作る。
無駄がない。
米だってそうだ。
秋に米ができたら、精米のぬかは糠漬けに、畑に肥料に、牛や豚の餌にも使う。
脱穀をした後の藁が貴重だ。今ではホームセンターで買うのだが。
もちろん菜園などの敷き藁に。昔はゴザや傘やみのやいろいろ作ったことだろう。
無駄なものがない。
日本という国は海、川、山や畑からお宝がたくさんいただけるから、(昔とは違うかもしれないが)人心が穏やかでいられる。
いろいろな物、人、自然、に感謝して生きるとは若い頃には思い至らなかったことだ。
人を見ていて、つくづく身に染みて思う今日この頃。
2024年06月29日
今月のwalkingは15回
6月も月末だ。
walking の回数を数えたら15回で、walking貯金は1500円だ。
半月は腰痛で歩けなかった。
やっぱ、天中殺月だったよな。
でも今月電車に乗って、カズさん宅に行けたのは上出来だった。
現在の腰の状態はまだ痛いか?と聞かれれば「うーん、少し。湿布貼っている。」と答える。
ストレッチがいいと言われても、やっぱり少しは運動しないと筋肉が弱る。
腰痛は腹筋を鍛えろと言われているから、体を動かさなければと思う。
しかし、腰痛の最中はぜんぜん動かせなかったのだから、こうして1日起きて歩いて、ご飯作ったり洗濯したり、コーヒーを飲んだりできているだけで「あー、運動しているなー。」と思ってしまう。
来週から7月だから、少しは遠出してみるかな?
2024年06月28日
間々田紐
宇都宮線の古河駅より北に二つ行くと「間々田」駅がある。
その間々田にある組紐の「間々田紐」は、10年前に大学の「民藝」のレポートを書くために取材したことがあった。
だからスマホの腕ストラップの紐が切れた時に「丈夫な組紐が必要だ!」「間々田紐」の店に行こう!と思いついた。
メールを出してお店のワタナベさん(以前の取材を受けてくださった)に時間を約束して、雨の中車で出掛けていった。20分ぐらいのドライブ。
ガラーンとした店内は以前のままで帯留め、ネクタイ、紐を編んだ壁飾り、ネックレス、イヤリングも並んでいる。
そこは奥が工房になっている。
長さ20cmぐらいの細い紐をスマホのカバーに付けたいだけなのだ。
買ったものは:
絹糸をえんじ、空色、白の3色の草木染めで染めて、組紐にしてある、丈夫で美しいものだ。
わざわざ店に予約して、手に入れたものは細い紐1本、1350円だけ。
他にも美しい色糸の組み合わせがたくさんあって迷ったが、いいのだ、これだけで。
お店には商売にならないかもしれないが、王女にとってなんと心豊かな組紐だ。
でも今、世界は日本ブームで日本の文化がもてはやされている。
「刀剣」「日本刀」などに組紐がなくてはならないから、きっとネットで売れているのだろうな?
やっぱりお安い某外国製の機械編みとは比べ物にならない日本の豊かさだ。
「間々田紐」がんばれ💓