2024年06月12日
今年も梅漬け!
昨日は紀州に注文しておいた美しい梅が来た。
注文した梅園では幾度もメールで「今年は全国的に梅が不作で、『秀』であっても、小さめで傷が多いです。収穫次第送ります。」と来たから、期待していなかった。
来たものは完熟梅で若干小ぶりかな?っと思ったが、まずまず上々で手に入って安心した。
値段は5割増しであったが、去年も不作という噂で焦ったがなんだか年々不作の声を聞くね。
ミツバチが減っているのであろうか?
一番王女様とヘベレケ王女が、外の流しで梅の『洗いとヘソ取り』をやってくださり、腕組王女が大ざるに並べて水切りをする役だった。
1m四方のザル1枚半に10kgの梅を並べてデッキに干して、翌朝の今朝樽に塩でつけた。
20kgの重石2個は腕組王女の腰には良くないので、力持ちのヘベレケ王女が運んでくださった。
姉妹3人で協力した今年の梅漬けだった。
梅が漬けられるとものすごくホッとする。どうして?
ずーっと昔には、今は亡き大王様の姉上様(45年ぐらい前のこと、当時90歳近かった?栃木県)が前に住んでいたあざみの城にお出でになったことがあった。
「もう年で梅干しをつけられなくなったから、これからはあなたが自分で漬けなさい。」と引導を渡された。
「漬け始めたらずーっと漬けるんだよ。」と言われた。
それから毎年漬けて、40年か45年ぐらいは経っただろうか?
王子や王女が子供の頃、「うちはお金はないけど、梅干しはたくさんあるよね。」と自慢げであった。
一粒の古い梅干しでも心が豊かだ。