2024年06月20日
カビ対策
梅漬けの水が上がった。
赤紫蘇が例年より少なめだが手に入ったから、塩揉みして色出しして梅漬けの樽に入れた。
一晩で赤い綺麗な色が出た。
重石を22kgから10kgにして、今日は6kgに変えた。
梅が梅酢に浸かっていればそれほど重い石は必要ないから。
問題は梅酢に出るカビだ。
塩を減らすとカビが出る。昔は梅の重さの20%の塩にしていたが、12%ぐらいまで減塩するとカビが出る。
今年はしょっぱめの15%で、赤紫蘇揉みにも3%ぐらいの塩を使った。
友達は10%の減塩で水が上がったらすぐ冷蔵庫に保管するのでカビは大丈夫だという。
でも樽で漬けると冷蔵庫に入れられない。
今はお城の中でも比較的温度の低い玄関に置いている。
この場所は若干涼しいが暗いので、カビの発見が遅れる。
明るい居間の窓近くに移動する。樽の下に棒を噛ませる。
棒が不安定に樽を揺らせ易くなるので、通るたびに樽をゆらゆらゆする。
デッサン会の友達に教わった方法で梅酢を絶えず動かしているとカビが出ないと言うのだ。
でもなかなか梅雨明けが来ない年はどうしてもカビとの戦いになる。
おにぎりの時だけ活躍する梅干しだが、梅雨明けして干し上がるまで心配だ。