宇都宮線の古河駅より北に二つ行くと「間々田」駅がある。
その間々田にある組紐の「間々田紐」は、10年前に大学の「民藝」のレポートを書くために取材したことがあった。
だからスマホの腕ストラップの紐が切れた時に「丈夫な組紐が必要だ!」「間々田紐」の店に行こう!と思いついた。
メールを出してお店のワタナベさん(以前の取材を受けてくださった)に時間を約束して、雨の中車で出掛けていった。20分ぐらいのドライブ。
ガラーンとした店内は以前のままで帯留め、ネクタイ、紐を編んだ壁飾り、ネックレス、イヤリングも並んでいる。
そこは奥が工房になっている。
長さ20cmぐらいの細い紐をスマホのカバーに付けたいだけなのだ。
買ったものは:

絹糸をえんじ、空色、白の3色の草木染めで染めて、組紐にしてある、丈夫で美しいものだ。
わざわざ店に予約して、手に入れたものは細い紐1本、1350円だけ。
他にも美しい色糸の組み合わせがたくさんあって迷ったが、いいのだ、これだけで。
お店には商売にならないかもしれないが、王女にとってなんと心豊かな組紐だ。
でも今、世界は日本ブームで日本の文化がもてはやされている。
「刀剣」「日本刀」などに組紐がなくてはならないから、きっとネットで売れているのだろうな?
やっぱりお安い某外国製の機械編みとは比べ物にならない日本の豊かさだ。
「間々田紐」がんばれ💓