2024年07月01日

彼女の再出発





本日7月1日にK子が山梨の老人施設に入所するためにトラックで少しの荷物と一緒に出発した。

姉上様とお見送りしようと思っていたが、彼女が途中トラックで腕組み城に回って来られた。

「お元気で行ってらっしゃい!もうこの町には来ないでね。」とお別れの言葉を口にした。

腕組王女には彼女の育った家の家族関係に不審の念を抱いてしまったから、どんな話も「理解の外」だ。

K子がまだサンフランシスコに住んでいた頃、日本にいらっしゃるお母様が具合が悪くなって、お見舞いに帰ってこられたことがあった。

K子には、お兄様家族、お姉様家族、そしてすぐ上のお姉様のご家族が日本にお住まいだ。

そしてお母様の入院先は所沢?だか八王子だかなので、そのお近くのお姉さま方の家にご滞在してお見舞いなさればいいと思ったが、関東北部の腕組み城に泊まらせてほしいという。

でなければその病院の近くのホテルをとったら?と思うが、腕組み城から宇都宮線で電車でお見舞いに行かれた。  

王女には親や兄弟が緊急事態の時にも、実のお姉様方にすがらずに他人の腕組王女に助けを求めるとはどーいうことだとすっかり不審の念を抱いた。

家族愛とか兄妹愛とか血の繋がりとかをすっぱり切ってしまっているのはどーしても理解できない。

アメリカ生活から日本に戻る時も、日本での再出発の諸々の手続きを他人の腕組王女に何もかも頼るとは。

今回の入院騒ぎも、結局コロナで他人の腕組王女はお見舞いのしようもなく、高齢のお姉様と姪御さんが遠くから、病院との折衝にあたった。

が、K子には頑張ってくださった姪御さんにも感謝の言葉がない。

長い交友関係だったが、後半は疲れた。

1年もして元気になったら、どこかいい場所を探して変わるかまたこの地に戻ってくるね、というK子に腕組王女は「もう、ここには来ないでね。」と言って別れた。

冗談だと思ったらしいけど、なんでも自分で決められるリベラルな人なんだから、腕組王女には頼らないで。

どこの地でもあなたなら頑張って生きていける。






posted by アメリカハナミズキ at 11:35| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする