

当て逃げされて壊された道路標識を直しに2人の作業員が来た。
市の道路課から依頼された工事会社の人が、このクソ暑い日に仕事だ。
塀の中に飛び込んだ「とまれ」の赤い三角の標識は思いのほか大きくて重くて、取り除くのに時間がかかった。
道路のポウルも地面にコンクリートで埋められていたが、地面から30度ぐらいに折れ曲がっていた。
あまりに大変そうで、氷をたくさん入れた「梅酢」とポットに氷水を入れて運んだ。
このごろ、酸っぱい「梅酢」なんて飲まないだろうが、大汗をかいた炎天での仕事にはクエン酸がいっぱいの「梅酢」が良いんだよ、と世話好きのお虎婆さんのように教えてあげた。
2時間以上かかって「とまれ」の標識が逆向きに取り付けられた(もとどおりに)。
工事人が帰ってから気がついたが、「とまれ」マークは要らない?
だってこの場所は一方通行の入り口なんだもの。市役所に電話したよ。
一方通行の出口には「とまれ」は必要だが、入り口には要らないでしょう。
でもずーっと前から逆向きに「止まれ」の三角は付いていたのだ。よく考えたら意味がない。
そのうえ、地面に書かれた消えかかった「とまれ」の文字も最近太文字で書き直された。
この「とまれ」の文字も要らないよね。一方通行の入り口だよ。
市役所に電話したら「調べて電話します。」の返事だった。
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