2024年09月05日
紙類を破棄
カゴいっぱいの破棄する紙類をかかえて姉上様がいらっしゃった。
シュレッダーの蓋を開けたら廃棄書類が詰まっていた。
とりあえずゴミ袋にそれらを捨てた。
シュレッダーは床に置いてあるので、姉上様は低い椅子に腰を下ろしてゆっくり作業を始められた。
そうだ、そうだ、結婚以来つけていた自分の日記帳や、膨大な写真アルバム(何度も整理し直してまだまだ大量にある)も捨てたほうがいい。
自分にとっては思い出だが、後から子供たちは記念の写真が少し残っていればいいのだ。
問題はたくさんの絵画作品だ。
油絵の大作は木枠を剥がして大きく丸めて(そうやっても絵の具が剥がれてだめなんだが)屋根裏に保存してある。
100号サイズはアトリエに置いてある。50号、30号などは額縁ごと屋根裏に立てかけてある。
さらに2階の廊下に小品が。
お隣の埼玉のY先生のアトリエもすごい作品の数だったが、亡くなられて奥様はどうなさったのだろう。
CDや画集でどんな作品か見られるが、本物はかさばる。
毎年の美術家連盟の集まりで、残された作品を連盟で保管する方法を考えてほしいと毎度提案されるが。
なんとかせにゃーならんだろう。
名の出ない芸術家には、日本は優しくない。もしかしたら名画も埋もれて消えてしまう。