2024年10月23日
携帯に突然の電話
珍しく携帯に電話のベルが鳴った。
滅多に電話はかからないから怪しんだが恐る恐る出た。
詐欺の電話ではなかった。
ある出版社から「以前応募した「きみとぼく」の英文の絵本作品は評判が良かった。先生!出版を考えてみませんか?」と。
当時、あの作品は「佳作」で出版にお金がかかると言われたので、断ったのだ。
だってそれまでにも、絵描きの頃には「先生!美術雑誌に載せるたいからお金が必要。」
「先生!先生のお作品は素晴らし!外国(フランスやらスペインやらイタリアなど大体がヨーロッパ)の展覧会に選ばれたから参加費用が必要です。」
「絵画大賞展に選ばれたから展覧会の出品をお願いします、ついては出品料は〇〇円かかります」とか、たくさんの勧誘があった。
必ず「先生の今回のお作品は素晴らしい!」とお世辞タラタラだ。
騙されないようにするには大変だった。
「だまし」ばかりではなかったのかもしれないが、何しろ気をつけていた。
この電話では出版する気はないと言ったが、書類を送るので読んでくれという。
出版社も景気が悪くて、素人の自費出版を募っているのだろう。
新聞にも雑誌にも地元のTV番組にもたくさん出たけど、今ではそれが何だというの?
そんなこともあったよねー、ってこと。