2024年11月30日
沢庵漬け
農協で珍しく干し大根を売っていた。
いつもはこの辺でも干し大根は出回らない。
珍しいから5本1束だけ買った。
ずっとむかし、母が冬に漬けていたのを思い出して。
ネットで調べたら、「田舎風たくわん」とあって、ぬか・塩・ザラメ・鷹の爪・昆布ぐらいでいいのだ。
屋根裏から漬物樽の小さめを下ろして来て、たったの5本の干し大根を漬けてみた。
1列半きり大根が並ばないので、「この手間なら20本ぐらい漬けたかったな。」と思ったが後の祭り。
乾いたぬか・塩・ザラメ・鷹の爪をパラパラと大根の上に撒いて、重石20kgを2個のせた。
ひと月ぐらい経つと水が上がって沢庵の出来上がりだそうだ。
せめて干し大根10本でもあったらよかったな。5本は少なすぎる!
白菜漬けはちょうど美味しく漬け上がり、たった二束の白菜だったから次回は12月中に4束を漬けよう。
白菜漬けは1週間からせいぜい2週間ぐらいで食べ切るのが美味しい。
漬物があれば一層の倹約生活ができる!
燃えるゴミの日
ガレージの中に昨日壊した芸術作品の残骸が所狭しと山になっている。
今日は「燃えるゴミの日」なので、切り刻んだダンボール作品や額縁の木枠、カットした油絵を、紐で結んだり、ゴミ袋に入れたりして出した。
燃えるものは全部出したかったが半分だけにした。
ゴミ置き場が山になって、他の家が出せないとヒンシュクものだから。
ガレージの中には梱包プチプチや発泡スチロールや燃えないプラスチックゴミ(これらは軽いがガサばる)などが場所をとっている。
「燃えないゴミの日」の収集は1週間後。
そして、アクリルガラスや絵の具用のオイル、石こう類、薬剤などは2週間後が収集日。
これだけやっても絵画関連は半分整理できただけ。
もっと長年やっている友達は家1軒は埋まってるとか、みんな大変な話を聞く。
「田中一村」のように死後、発見されて記念財団などが結成されて、バラバラの作品が修復され額縁に収められ整理されれば、素晴らしいけどね。
ここだけの話、絵だけの人生だったら間違いなく才能が花開いたな、私って・・・・と思った。
愛する夫や子も手に入れてしまったから、才能は次の人生に持ち越そう。
人には言わないでね。
2024年11月29日
もっと力仕事
午前中から、残りの作品群の整理。
油絵ばかりでなく日本画、墨絵の作品も出て来た。えー、美しい。
こんなの描いていた時もあったね。
ボツ!
ダンボール作品も出て来た。綺麗じゃあないか。
玄関の廊下の芸術的な日本画を外して、ポップなダンボール作品をかけてみる。
廊下が明るくなった。
大変だったのは大型の段ボール作品で、アクリルガラスのネジを外し、薄いベニヤに貼ったダンボール作品を裁断し、木枠の額縁をバラす。
アクリルガラスは大判なので、アクリルカッターで小さくカットして「燃えない瀬戸物の日」に出す。
そしてその作品を入れる特注の厚手の段ボール箱を壊すのが大変だった。
後半は部屋の掃除を第一王女様が、段ボール箱の解体をヘベレケ王女様が、そして油絵の釘抜きを腕組王女がやった。
4畳ぐらいの広さのデッキはゴミの山。
あー、この作品はアルツ女王様がお病気の時の絵だ。あのギャラリーの個展会場のあの壁に展示した。
あー、これはあの展覧会のだ。と、いちいち感慨深い。
第一王女様が「捨てるのは勿体無い。」「これは好きだわ。」とかおっしゃるが一期一会だ。
かなり整理がついて、O君が取りに来てくれたら、渡せるようにたくさんの段ボール入りの額縁や木枠などが和室いっぱいに積まれている。
筆や和紙や墨や刷毛、箔を貼る道具や、版画の彫刻刀、思い切って買ったいい馬連もまだまだ整理できない。
リトグラフ版画の諸々の道具も。
次にやることは道具のいらない創作だろうね。
紙と鉛筆だけでやることとか・・・。