2024年11月28日

働いたよー





いい天気なので、開かずの間の二階の和室の雨戸を開けた。

小さな廊下付きだがそこに、屏風絵、ダンボール作品、油絵などがぎっしり詰まっている。

ダンボールの作品は結構大きくて、箱を開けて「要る、要らない、」と決めて、8点ぐらいを1点ずつそろり、そろりと階下に下ろした。

そしてそこにあった油絵の方の作品は23年前の留学が終わって、以前と全く違った作品の個展を銀座の文藝春秋画廊でやったときの物だ。

今見たら駄作だ!

額縁は1回使っただけなので、O君に打診して、5点ほど引き取ってくださることになった。

段ボール作品は全部手作りで、段ボールを切り刻んで作品を作り、ホームセンターでそれぞれサイズの違う額縁用の板をカットしてもらった。

そして、バーナーで焦がして茶色にして、ベニヤに貼り付けた段ボール作品の額縁にした。

さらに透明アクリルボードで作品を浮くようにカバーした。

あれは京橋の画廊の個展だ。

それを画廊に運び込むためのそれぞれの作品サイズの段ボール箱を特注もしたのだった。

それらを庭でバラして、大量の段ボールや木やアクリルガラスを始末した。

まるで過去に遡るように当時の作業が思い出された。腕組み殿下がほとんどの大工仕事をやってくださった。

今回もバラす仕事の半分は殿下が手伝ってくださった。

O君が額縁を取りに来てくださるなら、アトリエ内の大量の紙類、スケッチブック(大きなものはすごく高いよね)、クロッキー帳、油絵が描けるアメリカ製のスケッチブック、和紙(墨絵用のたくさんのサイズがある)、アクリルガラスに直接絵を書いたときに買った大量のアクリルボード、・・・持って行ってもらう。

金箔、銀箔、アルミ箔など各種の箔るいも、上げちゃう。

リトグラフ用の版画の外国製の紙(これも大判で厚くて買うときは高かった)も。

小さな作品用の額縁はアトリエの天井近くの棚にぎっしりあるが、もう今日はいや。

今整理しないと、出来なくなるかもね。











posted by アメリカハナミズキ at 16:07| Comment(3) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする