思ったより暖かだったので、半年ぶり?ぐらいに雑巾を洗うことにした。
外の流しの下に汚れた雑巾が放り込んである。
急ぎ必要な時だけ1枚ぐらい洗って使うが、冬は外仕事は嫌だ。
どうした気分か、「そうだ、洗濯板出して雑巾でも洗おうかな?」と思っちゃった。
洗濯石鹸はカラスに2度ほど持って行かれたからバケツ2枚の間に隠してある。
お湯を出して、ゆったりと雑巾を10枚ばかり洗う。
手で飾り縫いしたもの、いい加減にタオルの縁だけ縫ったもの、ペラペラの買った雑巾など。
洗ってみると、「そうだ、綺麗な雑巾で窓ガラスも拭こう。」と居間のガラスだけ拭いてみた。
デッキの手すりに綺麗に洗った雑巾を干した。

滅多に働く気にならない腕組王女だけど、本当はやることは山ほどあるのだ。
でも主は『食』を中心だから、なかなか掃除は出来ない。
以前は腕組み殿下が掃除機をかけてくださり、今はモモ姫とときどきお隣の一番王女様が強力な掃除機で掃除してくださる。
何しろ一番王女様は掃除に造詣(?)が深くいろいろな掃除機を買い揃え、お隣のお城はピッカピカだよ。
今日腕組王女はたいしたお仕事を成し得ました。