2025年02月12日
威嚇ネコ
朝のwalkingのついでに、友達の家に前の日に作った柚子マーマレイドを持っていった。
まだ起きていないだろうと、勝手に脇から入って、門の内側の把っ手、のところにポリの手付きの袋に入れた瓶をぶら下げようとした。
そしたら、玄関の前にエジプトの石の猫の番人の如く正座した大きなドラ猫がいるじゃぁーありませんか。
茶と黒のブチの虎のような大猫だ。
飼い猫じゃあないね。
それで、腕組王女を怪しんでものすごいドラ声で、鳴きながら立ち上がって威嚇する!
こちらはちょっと門のドアノブにお礼のジャムを引っ掛けるだけなんだけど、まるで飛びかからんばかりだ。
「ハイ、ハイ、どうもすみませんね、お邪魔しましたね。」と早々に友達の敷地を出た。
その友達は去年ご主人を亡くされて、女丈夫なんだが心寂しくなさっているだろうから、そのドラ猫は一宿一飯の恩義に報いるために、玄関先で彼女を守っているのだろうね。
律儀な猫だ。絶対飼い猫じゃあないね、寒空に外で正座しているんだもの。