11月7日から「木版画Ⅲ」の後半のスクーリングが始まる。
前半でザーッと4枚彫った。
それを、家で浅い彫りのところは深く、手直ししながらヤスリでさらったりして、だいたい板をきれいにした。
分解法という技法だが、自分の作品にはそれが充分生かされていない。
色彩の重なりの微妙なニュアンスが未だわからない。
この方法で美しい作品はたくさん見たが、いざ自分でやるとなるとやはり長い研鑽が必要なのだ。
何事も大学の授業だけでは時間が足りなすぎる。
来週のリトグラフ版画の専門学校の板(アルミ板)の準備もしなければいけない。
そうして、第2版(2色目)を2作品で刷りたいものだ。
11月中にこの作品二つが、出来れば思った通りの柔らかい感じで仕上がれば、少しリトグラフを理解したと言えるかもしれない。
まだまだ今の段階ではさっぱり五里霧中状態。
やるべきことがたくさん残っていて、ひとつの山を越えたら、また山があって、山は山脈でなかなか途切れず、麓に下りられるのはいつのことだろうか。
今年中にメドをつけたい。
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