羽は、厚紙を張り合わせた上に、中に太い針金入りだった。
中国製だろうね、羽を全部むしった。
もちろんマスクして換気扇を点けた。
ばらしてから、改めて50号サイズのダンボールに落下するイカロスの形を描いた。
翼の部分をばらした羽を置いて、針と糸でそれらしく成形していった。
体の部分も早く見たいのでカッターで、ダンボールを剥がした。
遠目に絵の形がはっきり浮かび上がった。
羽はインパクとあるわー。
厚手のダンボール4枚張り合わせるのだが、もうチョットで全部ボンドで貼ってしまいそうになった。
だめだめ、羽を縫い付けるために一番上のダンボールは貼ってはダメ。
羽の形を決定的にしてから、そして移動しても羽が抜け落ちたりしないようにシッカリ固定しなければ行けない。
それが終わったら4枚のダンボールをピッタリ貼って、キャンバス状の支持体ができる。
今回は羽を支持体から飛び出させるために保護としてダンボールを繋げて、羽を守る。
この部分は展覧会の会場で展示するまで必要になるだろう。
ちょっと面白くなりそう。 明日が楽しみ。アトリエはダンボールくずの山。
え? 台風? 忘れていた。
それに今日は学校に行かないなら銀座で<12の個>のメンバーの昼食会があったのだ。
欠席にしておいたが、メンバーから夜電話があって「そうだ、すっかり忘れていた。皆さんお元気でしたか?」と取ってつけたような話しになってしまった。
でもそれに参加しなくても、10月の<視点12の個>展にこの作品を出品したら 皆ギョェーって喜ぶでしょう。フフフ
作品の始まりはいつでも面白い。
咳、痰は少し減って来た。
ラベル:制作